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User:田無以西各站停車/沙盒

坐标35°20′26″N 139°11′24.2″E / 35.34056°N 139.190056°E / 35.34056; 139.190056
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東名高速夫婦死亡事故
原文名 東名高速夫婦死亡事故
日期2017年平成29年)6月5日[1]
时间21时35分左右[1]UTC+9
地点 日本神奈川县足柄上郡大井町赤田[1]
坐标35°20′26″N 139°11′24.2″E / 35.34056°N 139.190056°E / 35.34056; 139.190056
主题被告人X驾驶车辆,在東名高速公路超车道强行逼停受害者车辆,并对受害者施暴[2]。随后货车(由男性A驾驶)从后方追尾受害者车辆,引发事故,受害者一家四口2人死亡,2人受伤[2]。此事件前后,X还曾2次因同类路怒驾驶犯下强要未遂案件[2]
起因A有过失,X在高速公路逼停受害车辆
X:因在停车区被提醒停车方法,冲动下产生暴力行为
参与者2人
傷亡人數
目标:汽车驾驶员
死亡2人[2]
受伤4人
调查神奈川县警察
A:函送
X:逮捕
诉讼横滨地方检察厅
A:不起诉
X:起诉
疑犯货车男性驾驶员(A)
路怒驾驶逼停受害车辆的男子(X)
指控A:过失驾驶致死伤罪
X:危险驾驶致死伤罪
判决X:危险驾驶致死伤罪
求刑:有期徒刑23年(横滨地检)
判决:一审横滨地裁判处有期徒刑18年后,上诉至東京高裁。東京高裁发回重审,横滨地裁再次判处有期徒刑18年[3]
发回重审前,X在一审向受害者和死者家属道歉[4],发回重审后转而否认起诉事实[5]

東名高速夫婦死亡事故(日语:東名高速夫婦死亡事故とうめいこうそく ふうふしぼうじこ),是2017年平成29年)6月5日发生于神奈川县足柄上郡大井町東名高速公路下行线的交通事故[6]。事故中,2辆汽车前后停在超车道,被男性A驾驶的货车从后方追尾,造成男女2人死亡,包括下文中加害者X在内4人重伤或轻伤[6]。事故又称東名高速公路路怒驾驶事故東名高速道路あおり運転事故[7]東名路怒驾驶事故東名あおり運転事故[8]東名路怒事故東名あおり事故[9]。这次事故引发社会关注路怒症问题。

刑事诉讼争议点在于,加害者X路怒驾驶诱发死伤事故,是否适用危险驾驶致死伤罪[10]。发回重审前,被告人X在横滨地裁一审裁判员审判)承认起诉事实,向受害者和死者家属道歉[4],X的辩护人则主张危险驾驶致死伤罪不成立[11]。2018年(平成30年)12月,横滨地裁认定X对受害者车辆有妨害驾驶行为,该妨害驾驶诱发死伤事故,宣告危险驾驶致死伤罪成立,判决有期徒刑18年[12]。2019年(令和元年)12月,上诉审(東京高裁)以一审诉讼程序有违法之处为由撤销原判决,发回横滨地裁重审,高裁判决同样认为妨害驾驶与事故间存在因果关系,危险驾驶致死伤罪成立[13]

发回重审后,X一改重审前说法,称“没有危险驾驶引发事故”,主张无罪[5]。与发回重审前的一、二审一样,2022年(令和4年)6月,横滨地裁认定X有过妨害驾驶行为,该妨害驾驶与受害者死伤存在因果关系,危险驾驶致死伤罪成立,再次宣告有罪,判处有期徒刑18年[3]

概要

犯人X,1991年(平成3年)出生[14],事故发生[6]与被捕时25岁,住在福冈县中間市[15]。事发时,交往中的女性也在同一辆车上[16]

事发前,X曾在距事故现场约1.4公里(km)的東名高速公路[2]中井停车区(PA)[17][9],将自己的私家车(本田Stream)停在规定停车地点外,之后受害者女性B(事发时39岁)驾驶车辆低速通过停在路上的X车辆右侧,坐在前者车辆后座的受害者男性C(事发时45岁)“打开B驾驶车辆的左侧滑动门,对被告人〔X〕大喊‘挡路,傻子。’,指责其停车方法”[18]。X“对C的指责感到愤怒,想拦下B驾驶车辆理论,于是驾驶被告人〔X〕车辆追踪B驾驶车辆”[18]。媒体一开始报道判决时,称“判决指,……被告在车道停车,被C提醒”[19],实际上,判决使用的是“大喊‘挡路,傻子。’,指责其停车方法”和“被C指责”,没有使用“提醒”一词。

21时33分左右,X在東名高速下行线(54.1 - 54.8公里里程牌)[2]试图妨碍B驾驶的面包车丰田Hiace[17],如别入受害者面包车前方后突然减速,或在面包车为防撞车而变道后变道至其跟前,妨碍前行[2],约700米共有4次干扰行为[17]

21时34分左右,X驾车堵在前方,在本線車道超车道(下行线54.8公里里程牌,单向3车道公路的第三车道)逼停受害者面包车[2]。X下车走向面包车,抓住C怒吼“要把你丢进高速公路”“想死了吗”,揪住男性前襟施暴[17]。在被同坐自己车的交往中女性劝告“有孩子,停手吧”后,加害者停止施暴,离开面包车准备返回自己车。途中[17](21时36分左右),A驾驶的大型拖车从后方追尾受害者面包车,面包车接着又撞上加害者的车,形成重大连环相撞事故[2]。这次事故造成受害者夫妇死亡,受害者夫妇的2名女儿(当时长女15岁,次女11岁)受伤[2],X自己也重伤入院[17]

被捕后,X被曝经常在道路上危险驾驶并施暴,交往中的女性也证实加害者危险驾驶[20][21]

加害者余罪

此事件前后,加害者X还在山口县内犯下以下案件[2]

  1. 2017年5月8日20时15分 - 20分左右,X在山口县下关市内路上开车,被其他汽车超车后发怒,想“让对方停车,叫驾驶员下车理论”,于是反复闪大灯、按喇叭、停车挡路,纠缠不休,后来见到自己停车后对方车辆立即停车,便下车走向对方驾驶座,直至20时25分左右,一直用手拍打驾驶座车窗玻璃、前挡风玻璃,向驾驶员怒吼“喂!找打吗!给我出来!我要杀了你!”,要求下车,后因驾驶员向山口县警察拨打110报警而未得逞(强要未遂罪)[2]
  2. 2017年5月9日1时左右[2],X在山口县下关市内国道,3次脚踢他人汽车驾驶座车门致凹陷损坏(损失估算共计236,300日元,器物损坏罪)[2]
  3. (死亡事故后)2017年8月21日12时30分左右[2],X在山口市内国道2号租车驾驶[23],被其他汽车超过后发怒,想“让对方停车,叫驾驶员下车理论”,直至同日12时40分左右,一直在路上反复变道、减速、从侧面逼近,妨碍前行,又用手拍打对方车辆副驾驶座车门[2]。同日12时40分左右,对方车辆停车,X将车停在前方,下车走向对方车辆副驾驶座附近,直至12时47分左右,一直用手拉副驾驶座车门把手,或用手拍打副驾驶座和驾驶座车窗玻璃,怒吼“给我下车!”“给我出来!”,要求下车,后因对方驾驶员报警而未得逞(强要未遂罪)[2]
    • 死亡事故发生后,X曾将自己的车自愿交给神奈川县警,而此案是X在神奈川县内完成该车领取手续后,驾驶租来的车回家途中发生[23]警察接报到场处理时,加害者多次喊道“要杀了你”,并大叫“我活着就是为了打人”[25]。另外,此案中受害者的车与死亡事故中受害者车型相同[26]

调查

事故发生后,神奈川县警察向死亡夫妇的2个女儿问话,并找出事发当时在现场附近行驶的约260台车辆,根据“零碎的目击信息、取回的行车记录仪影像”,以涉嫌违反自动车驾驶处罚法展开调查[27],最后断定“加害者X将死亡夫妇的车强行逼停于高速公路超车道,诱发事故”[28]。X被捕前曾接受自愿问话,称“受害者男性说我‘挡路’,我很生气,追了上去”[27],同时谎称“夫妇开斗气车、闪大灯,所以我停车”,与受害死者家属2个女儿的证词“(死亡的父亲向加害者)提醒后被追赶,多次挡住去路,被迫停车”相矛盾,警方仔细检查上述目击信息、行车记录仪记录后[15],未发现受害方车辆路怒驾驶、闪大灯[22],断定“加害者虚假陈述”[15]

逮捕前,神奈川县警最初考虑以涉嫌违反该法危险驾驶致死伤规定调查,后考虑到“事发时嫌疑人车辆已停下”,而该罪对象为“驾驶行为”,认为“难以适用”而放弃[29],改以涉嫌违反该法自动车驾驶过失致死伤规定调查[28]。之后,县警于2017年10月10日逮捕逼停受害者一家车辆的加害者,涉嫌自动车驾驶过失致死伤[30],并于2017年10月12日移送横滨地方检察厅[31]。媒体报道,X平时经常路怒症发作,在驾驶时诉诸暴力,事发2个月后又因路怒症引发纠纷[32][33][1]

2017年10月12日,神奈川县警以涉嫌自动车驾驶过失致死伤,将追尾货车男性驾驶员A函送至横滨地检[31],横滨地检于2017年12月28日给予A不起诉处分[34]。A在横滨地检笔录表示,自己“没有保持足够车距。我觉得要是有100米就不会撞上去了”,“(现场规定大型货车必须在最左侧车道行驶,但我)熟悉道路,自大了。我忘不掉这场事故,十分后悔导致2人死去。非常对不起他们失去父母的2个女儿”[35]

逮捕、移送后,横滨地检在调查时与神奈川县警一同仔细审视X驾驶行为,考虑到X反复强行变道至受害者车辆前方,且逼停受害者车辆前曾从侧面极度逼近[36],决定适用神奈川县警放弃适用的危险驾驶致死伤罪[37]。2017年10月31日,检方将X以危险驾驶致死伤罪等起诉横滨地方裁判所[38][36][24]。因涉嫌危险驾驶致死伤罪,本案适用裁判员制度审理[39]

2017年11月29日,神奈川县警就本次死亡事故前后,X在山口县内犯下的上文中2件强要未遂案,将X追加移送至横滨地检[23]。2017年12月7日,横滨地检就下关市内器物损坏案(5月9日),将X追加起诉至横滨地裁[40]。X就2件强要未遂案接受神奈川县警问话时,供称“对方自行停车”,否认指控[23],横滨地检于2018年1月31日将这两件案件追加起诉至横滨地裁[41]

本事故发生3个月后,2017年9月,X被指在福冈县福津市内市道开车时,与其他车辆发生纠纷,向对方车上男性施暴,后因涉嫌暴行被福冈县警察函送至福冈地方检察厅[42]。此案由福冈地检移送至横滨地检后,横滨地检于2018年1月31日就此案给予不起诉处分[41]

反响等

起诉后,X关押在横滨拘置支所,有《产经新闻》(产业经济新闻社)记者尝试会见,2018年10月收到回复,要求给钱,内容如下[43]

想见我至少30万,不然免谈
不行的话就死心
把别人当材料写还想免费会见,想得美
(原文为方言)

另据报道,4个月前(2018年6月),X曾回复《神奈川新闻》(神奈川新闻社)采访请求,称“不相信记者,不会免费告知案件情况”,还恐吓过前去见面采访的电视台记者“要杀死你”[44]

风评被害事件

2017年10月,X被捕后,由于X在福冈县当建筑工人,社交网络上流传无事实根据的谣言,称与X同姓、在福冈县内经营建筑公司的男性是其“父亲”,该公司是X的“工作地点”。这则假消息导致该公司收到大量抗议和骚扰电话,被迫关闭2天,业务受到干扰,遭受风评被害

福冈县警察以涉嫌在互联网散布该虚假信息,查获9道县11人,涉嫌名誉毁损。2018年8月,所有人不予起诉,当中6人因小倉检察审查会认为应予起诉,决议“起诉相当”,2020年4月由福冈地方检察厅起诉[45],均判处罚金30万日元[46][47]。另有3人再次不予起诉,其中1人由小倉检察审查会再次议决应予起诉,2020年10月2日强制起诉[48]。强制起诉男子涉嫌于2017年10月14日,在BBS写下与X无关的公司名称和电话号码,触犯名誉毁损罪[49],2021年1月22日发现死于行橋警察署辖区内,相信为自杀,刑事诉讼驳回公诉[50]

2019年3月7日,该公司与社长向福冈地方裁判所直方支部提起民事诉讼,起诉除已达成和解3人外的8人,要求就业务损失与精神痛苦支付共计880万日元损害赔偿[51][52]

刑事诉讼

争点

诉讼争议点主要在于,因0km/h(车辆未行驶状态)引发死亡事故,是否可适用危险驾驶致死伤罪。考虑到《自动车驾驶致人死伤行为等处罚相关法律》第2条第4号,条文末尾写明为“以产生交通危险的速度驾驶汽车的行为”,外界一度认为,从字面上看,X(下文中被告人)的车已经0 km/h停止,且受害者是因被告人以外车辆追尾死亡,难以追究被告人危险驾驶致死伤罪[53][54]。最终,停车后的事故未认定为危险驾驶致死伤罪,而除停车中以外,从挡道到停下前行驶中的行为则适用危险驾驶致死伤罪。
横滨地裁 主张/求刑/量刑 危险驾驶致死伤罪 监禁致死伤罪
辩方 无罪 事故在停车后发生,不符合罪名构成要件 留在现场的时间短,是否有监禁意图存疑
检方 有期徒刑23年 妨碍前行、逼停车辆的一连串危险驾驶行为导致事故 在高速公路使(受害者)难以移动,置于监禁状态,导致事故
法院认为 有期徒刑18年 在高速公路连续4次妨碍前行、使受害者车辆停车的一连串行为诱发追尾事故,构成危险驾驶致死伤罪 未判断(不影响刑罚)

发回重审前

发回重审前,本案一审分配至横滨地裁第1刑事部,由深泽茂之审判长)、伊東智和、澁江美香3名法官[55]与裁判员合议审理案件编号平成29年()第1680号[56]

起诉后,横滨地方检察厅增加监禁致死伤罪为预备诉因[57]。这是因为横滨地方裁判所曾在公判前整理手续(裁判员不参加)告知横滨地检与辩护人双方,法院认为“危险驾驶致死伤罪不会成立”[58],地检随后增加此项,以备危险驾驶致死伤罪不成立[57]。此项增加后,除危险驾驶致死伤罪外,辩护人还需针对监禁致死伤罪提出主张、反驳,分配给否认危险驾驶致死伤罪主张的时间和精力减少[58]

一审

2018年12月3日,横滨地裁第1刑事部(审判长:深泽茂之)就一审(裁判员审判)首次公开开庭[59]。被告人X在认罪环节大致承认起诉事实[60],同时主张起诉内容细节有误[61]。X的辩护人则称“本案事故在停车后发生,不能适用危险驾驶致死伤罪。(检方追加的预备诉因监禁致死伤罪方面)停车时间短,不构成监禁,也没有监禁故意”,主张死亡事故无罪[62]

第2次庭审(12月4日)[註 1],受害死者夫妇家属(长女)以证人身份接受询问[63]。接着第3次庭审(12月5日),被告人X接受询问,承认在高速公路上强行逼停受害者车辆,并且致歉[4]。当天庭审中,检察官问道“事故原因是什么”,X回答是因为“自己使(受害者车辆)停下”,又承认对死亡男性施暴,针对“你认为抓住男性(身体)的情况下,(一家人)能否移动车辆”问题则表示“抓住了的话,就不能”[64]

第4次庭审(12月6日),审理本事件前后X在山口县内犯下的3件路怒驾驶案件[65]。3件案件中,X承认2017年在下关市内所犯器物损坏案的起诉事实,对于死亡事故发生后,同年8月在山口市内犯下的强要未遂案则有争议,主张“有向对方驾驶员抱怨,但没有让他下车的意思。因在東名引发了死亡事故,所以一直忍着,后来被按喇叭,忍不住了”[65]。当天庭审中,8月案的受害者(和死亡夫妇坐同车型面包车)出庭作证,称“X对同车型的车路怒驾驶引发死亡事故,却又路怒驾驶。让人死亡后没感到罪恶感吗”[26][25]

第5次庭审(12月7日),X的前交往对象出庭作证,称“X被捕前引发过不少于10次交通纠纷”[66]。她和同场出庭的X父亲一同对X表示,“希望你反省赎罪”[67]

12月10日論告求刑庭审,横滨地检主张“危险驾驶致死伤罪成立”,寻求判处被告人X有期徒刑23年[68][69]。X的辩护人则在最终辩论表示,这是“多个不幸叠加(的产物)。刑事责任仅限于器物损坏罪等”,主张危险驾驶致死伤罪无罪,请求判处缓刑[11]。陈述最后意见时,X再次道歉,称“再也不会开车,会用一生赎罪”[11]。当天庭审中,受害男死者之母在被害者参加制度下出庭,陈述意见称“希望(被告人)品尝到几倍于我的痛苦”[67],检察官则代为朗读男性的岳父(妻子之父)和长女笔录,他们均要求严惩不贷[8]

12月14日公开宣判,横滨地裁(审判长:深泽茂之)认定“使受害者车辆停车的行为构成危险驾驶致死伤罪”,判处被告人有期徒刑18年[53][12]先行羁押日数中260日算入刑期[2]。横浜地裁(2018)判决理由认为,“连续4次妨碍前行、使受害者车辆停车的一连串行为与受害者死亡存在因果关系,危险驾驶致死伤罪成立”,同时认为“被告人使受害车辆停下之后的状态(被告人车辆0 km/h停车状态)本身,不属于危险驾驶致死罪所规定‘以产生交通危险的速度驾驶汽车的行为’,不构成危险驾驶致死伤”[53]量刑理由斥责X“动机自私、以自我为中心,犯罪行为脱离常轨”[70]

X一方辩护人不服该判决,于同月21日向東京高等裁判所上诉[71][72]。由于横滨地检未在上诉期限(12月28日)内向東京高裁上诉,二审量刑时已不可能判处X高于有期徒刑18年的刑期[73]

控訴審

控訴審は東京高等裁判所第10刑事部に係属し、朝山芳史(裁判長)・阿部浩巳・髙森宣裕[註 2]の3裁判官による合議体で審理された[75]。事件番号は、平成31年(う)第201号[76]

2019年令和元年)11月6日、東京高裁(朝山芳史裁判長)で控訴審初公判が開かれ、即日結審した[77]。同日、Xの弁護人を務めた高野隆は、「(被害者の車の前に)割り込んで停車させた行為が危険で、悪質で重い刑事罰が必要なら、国会で論議して国民に周知しなければいけない」[78]「第一審判決は法を拡大解釈している。事故と因果関係があったのは停車行為だけで、追突したトラックの運転手の過失も重く考慮すべきだ」[79](あおり運転と事故に因果関係はなかった)[80]と主張し、「危険運転致死傷罪は無罪」と訴えた[78]。一方、検察官は「Xは危険性を認識した上で妨害運転を行ったため、被害者の車は交通量の多い危険な場所に停止を余儀なくされた」と主張し[77]、控訴棄却を求めた[79]

同年12月6日の控訴審判決公判で、東京高裁(朝山芳史裁判長)は原判決を破棄し、審理を横浜地裁に差し戻す判決を言い渡した[13]。東京高裁 (2019) は、「Xの停車行為そのものは危険運転致死傷罪に該当しないが、被害者の車が路上に停車せざるを得なくなったのはXのあおり運転が原因だ。Xが被害者の車を停車させて被害者に暴行を加え、停車が継続されたことで事故発生の危険性が高まり、実際に事故が誘発された。後続トラック運転手の過失も高度ではない」と指摘し、「Xのあおり運転は事故と因果関係があり、危険運転致死傷罪に該当する」とした地裁の判断を是認した[13]。しかし、横浜地裁の裁判官が公判前整理手続で、検察官・弁護人に対し「危険運転致死傷罪は成立しない」とする暫定的な見解を示していたにも拘らず、公判でその見解を翻して同罪の成立を認めた点について、「弁護人は横浜地裁側の事前見解を前提に弁護活動に臨んだため、十分な主張・反論の機会を与えられないまま不意討ちで危険運転致死傷罪を認定される結果となった」[58]「同罪の成否は裁判員も含め合議で判断すべきで、裁判所が事前に見解を表明することは裁判員法に違反する越権行為だ」と指摘[13]。「改めて裁判員裁判をやり直すべきだ」と結論付けた[13]

上告期限(12月20日)までに、東京高等検察庁・弁護人ともに最高裁判所上告しなかったため、翌21日付で差戻し判決が確定した[81]。その後、横浜地裁が新たに裁判員を選任し直し[58]、危険運転致死傷罪の成立があり得ることを前提に、改めて検察側・弁護人側双方に主張・立証の機会を設け、審理し直すことになった[82]

差し戻し審

横浜地裁(青沼潔裁判長)は2021年(令和3年)11月15日付で、差し戻し審(裁判員裁判)の初公判を2022年(令和4年)1月27日に開くことを決定した[83]。公判前整理手続が長期化し、控訴審判決から差し戻し審初公判まで時間を要する結果となった[84]。青沼の担当部は第2刑事部(合議係)で[85]、事件番号は令和2年(わ)第1号[86][87][88]

2022年1月27日に開かれた初公判で[5]、被告人Xは起訴事実を認めていた差し戻し前[64]から一転し、「事故になるような危険運転はしていない」と無罪を主張[5]。また、弁護人も「Xの運転は危険運転ではなく、事故の原因はトラック運転手 (A) のスピード違反や車間保持義務違反」と主張した[5]。一方、検察官は差し戻し前の一・二審で「危険運転には該当しない」と認定された直前停止行為に対する文言を起訴事実から削除した上で[89]、Xによる停車直前の4回の妨害運転と、一家死傷事故には因果関係があり、危険運転致死傷罪が成立する旨を改めて主張した[90]

当初は予備日を含め、公判は初公判から全13回予定され[91](判決公判期日を除く)[92]。同年2月18日に論告求刑・最終弁論を行って結審し、3月16日に判決が言い渡される予定であった[93]。なお、同年2月3日付で、検察官はXが車線変更した際の速度について、「時速約100 km」としていた点を一部「時速約118 km」に変更する訴因変更請求を行い、横浜地裁は同月7日の第6回公判で、請求を認める決定をした[94]。これは、弁護側が独自の分析で、起訴内容と異なるXの車の走行軌跡を示したことに対し、妨害運転が行われた際の位置・速度について、起訴当時から一部主張を変更したものである[95]

しかし、弁護人が同月3日・4日の公判で、証人2人(被害者夫婦の長女と、Xと同乗していた元交際相手の女性)に対し、差し戻し前の第一審での証言を基にした尋問を行おうとしたところ、地裁は「差し戻し前の一審の訴訟手続は違法とされており、当時の証拠調べも無効である」として、そのような質問を認めなかった[96]。これに対し、弁護側が「有罪を立証する証拠としては使えなくても、証言の信頼性を揺るがせる証拠として使える」と異議を申し立てたところ、地裁は同月14日の第8回公判で、「その後の審理を踏まえた検討の結果、改めて短時間でも2人に対する尋問を実施すべきとの結論に至った」として[註 3]、同日に予定されていた被告人質問を延期し、証人尋問をやり直すことを決めた[96]。このため、公判日程は変更され[98]、第9回公判(3月16日)で2人への尋問を改めて行い[99]、第10回公判(3月18日)で被告人質問が行われた[100]

3月30日の論告求刑公判で、検察官は「Xは一家の車の直前に割り込んで減速するなど、妨害運転を4回繰り返しており、一家の車の安全な走行を妨げることを意図していたことは明らか。Xが妨害運転で一家の車を停車させたことにより、後続トラックの追突事故が誘発された」として、差し戻し前の第一審判決と同じ懲役18年を求刑した[101]。一方、弁護人は最終弁論で、「検察官の主張する運転態様は、GPSの走行軌跡と明らかに異なる。関係者の記憶に基づく証言は第一審の時などと異なり、信用できない」と主張した上で、「(一家の車を運転していた)被害者女性は自らの意思で停車しており、Xの運転で停車を余儀なくされたのではない。追突したトラックの運転手Aが速度超過・前方不注意などといった『無謀運転』をしていたことが事故の原因である。Xは被害者男性の胸ぐらではなく、二の腕部分の服を掴んだだけで、その後互いに謝罪している。暴行罪も成立しない」などと、無罪を主張した[101]

同年6月6日の判決公判で、横浜地裁(青沼潔裁判長)はXが事故発生前、4回にわたる妨害運転を行っていたことを認定した上で、妨害運転と被害者の死傷との因果関係も認め、求刑通り(差し戻し前と同じ)懲役18年の実刑判決を言い渡した[3]。同日、Xは判決を不服として控訴した[102][103]

社会的影響

  • 菅義偉内閣官房長官(当時)は2018年12月14日の記者会見で、「(あおり運転は)悪質で危険、大きな問題」「警察による厳正な取締、処分や交通安全教育などの対策に取り組む」と言う趣旨の交通事故に対する異例の談話を発表した[104]山本順三国家公安委員長(当時)は記者会見で「あおり運転などに対しては、道路交通法や刑法などでの立件、行政処分を行っており、引き続き推進していく」という趣旨の談話を発表した[53]
  • 『産経新聞』は2018年12月15日にインターネット版コラムで「高速道路上で強制的に停車させる行為は『危険な運転』でないはずがなく、現行の危険運転致死傷罪には不備がある。条文が想定しきれていない悪質運転による事故が頻発している以上、改正を躊躇すべきではない」と主張したほか[105]、『朝日新聞デジタル』(朝日新聞社)2018年12月14日付記事(記者 : 飯塚直人)も「高速道路上での意図的な停車が危険なのは明らかで、検察側の主張には説得力があった」として法改正の必要性を訴えた[106]
  • この事件をきっかけに、運転手の交通トラブルへの対処の意識が高まり、一部の店舗ではドライブレコーダーの売上が3倍に伸びた。電子情報技術産業協会(JEITA)による統計でも、2016年度上半期(4~9月期)の統計出荷は約65万台[107]に対し、 2018年度の上半期(4~9月期)では約165万台と[108]、2倍以上の出荷台数を記録した。一般乗用車におけるドライブレコーダーの普及率は、2017年時点でわずか10%しかなかったが、報道を受けて急速な普及を促した[109]

脚注

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注釈

  1. ^ 龟冈暴走事故受害死者家属旁听当天庭审后,接受《产经新闻》采访称“被告人如果有歉意,应该向死者家属展示反省、道歉态度”[63]
  2. ^ 担当部(裁判長裁判官・朝山の担当部)は東京高裁第10刑事部[74]
  3. ^ 地裁はその理由について、検察官が請求していた訴因変更が同月7日に認められたことを挙げたほか、「証拠排除決定の解釈には別の見解もあり得る」という見解を発表している[97]

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  103. ^ 『神奈川新聞』2022年6月8日朝刊第一社会面21頁「東名あおり被告が控訴」(神奈川新聞社 報道部)
  104. ^ あおり運転「悪質、危険で大きな問題」 菅義偉官房長官. 産経ニュース (産業経済新聞社). 2018-12-14 [2018-12-19]. (原始内容存档于2018-12-19) (日语). 
  105. ^ 【主張】危険運転致死傷罪 「あおり」根絶へ法整備を. 産経ニュース (産業経済新聞社). 2018-12-15 [2019-06-12]. (原始内容存档于2019-06-12) (日语). 
  106. ^ 飯塚直人. 高速で停車、明らかに危険 法改正の検討を 記者が解説. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). 2018-12-14 [2019-06-12]. (原始内容存档于2019-06-12) (日语). 
  107. ^ 2016年度ドライブレコーダー統計出荷実績
  108. ^ 2018年度ドライブレコーダー統計出荷実績
  109. ^ ドライブレコーダー、一気に普及か 事故報道受け需要急増 スマホアプリでもOK?. 乗りものニュース (株式会社メディア・ヴァーグ). 2017-10-21 [2018-12-19]. (原始内容存档于2018-12-19) (日语). 

参考文献

  • 差し戻し前の第一審判決 - Template:Cite 判例検索システム
    • 横浜地裁・判決文全文 (PDF). 裁判所ウェブサイト. 最高裁判所. 2018-12-14 [2019-11-05]. (原始内容 (PDF)存档于2019-11-05) (日语). 
    • 裁判官:深沢茂之(裁判長)・伊東智和・澁江美香
    • 判決主文:被告人を懲役18年に処する。未決勾留日数中260日をその刑に算入する。(横浜地検の求刑:懲役23年)
    • TKCローライブラリー』(LEX/DBインターネット) 文献番号:25570337
    • 『D1-Law.com』(第一法規法情報総合データベース) 文献番号:28271614
      • 検察官:亀卦川健一・髙島麻子・青木健剛
      • 弁護人:本間久雄(主任弁護人)・平賀孝治
  • 差し戻し前の控訴審判決 - Template:Cite 判例検索システム
    • 東京高裁・判決文全文 (PDF). 裁判所ウェブサイト. 最高裁判所. 2019-12-06 [2020-02-29]. (原始内容 (PDF)存档于2020-02-29) (日语). 
    • 裁判官:朝山芳史(裁判長)・阿部浩巳・髙森宣裕
    • 判決主文:原判決を破棄する。本件を横浜地方裁判所に差し戻す。
    • 『TKCローライブラリー』(LEX/DBインターネット) 文献番号:25570641
    • 『D1-Law.com』(第一法規法情報総合データベース) 文献番号:28280236

関連項目

外部リンク

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