iPhoneまたはiPadの位置情報の共有を停止する方法
iOS 15以前を使用している場合、自分の位置情報を確認できる人を制限したり、位置情報の共有を完全に停止したりするには、こちらのチェックリストを使用してください。iOS 16以降を使用している場合は、iPhoneの個人情報安全性チェックによるユーザの安全保護の仕組みを参照してください。
最新バージョンのiOS、iPadOS、またはmacOSを使用しておらず、自分のデバイスに誰かが物理的にアクセスした懸念がある場合は、デバイスを工場出荷時の設定に戻すことができます。工場出荷時の設定に戻すと、デバイス上のすべての情報と設定が消去されます。これによって、知らないうちにインストールされたすべてのアプリが削除され、プライバシー設定もリセットされるため、位置情報が人やアプリと共有されることもなくなります。さらに、最新のオペレーティングシステムがインストールされます。工場出荷時の設定に戻すには、すべてのコンテンツと設定を消去する方法を参照してください。
すべてのアプリとサービスで、たとえ短時間でも位置情報が共有されないようにするには、「設定」 >「プライバシー」>「位置情報サービス」と選択してから、位置情報共有をオフにします。これで、デバイス上にある「マップ」などのすべてのアプリで位置情報が使用されなくなります。位置情報サービスをオフにしても誰かに通知が送信されることはありませんが、位置情報にアクセスできないために一部の機能が正しく動作しない場合があります。
注記: 誰かが自分のiCloudアカウントにアクセスできる懸念がある場合は、同じタブで「iPhoneを探す」を一時的にオフにすることもできます。位置情報サービスを使用しているアプリのリストで、「探す」をタップしてから、「許可しない」を選択します。
位置情報を一部のアプリとのみ共有するようにできます。「設定」>「プライバシー」>「位置情報サービス」と選択してから、画面下部近くのリストで、位置情報サービスを使用させたいアプリを選択します。
特定の人との位置情報共有を停止します。「探す」アプリ で、「人を探す」をタップし、人を選択してから、画面下部の「自分の位置情報の共有を停止」をタップします。
「探す」で位置情報の共有を開始して、あとで停止した場合、相手に通知は送信されず、相手の友達リストにあなたが表示されなくなります。共有を再び有効にすると、あなたが位置情報の共有を開始したという通知が相手に送信されます。
「マップ」での到着予定(ETA)の共有を停止します。「マップ」で、「よく使う項目」を選択して、よく使う項目として指定したすべての場所が含まれるウインドウを開きます。「情報」ボタン をタップしてから、「到着予定を共有」セクションまで下にスクロールして、共有している相手を削除します。
他社製アプリが位置情報をほかの人と共有していないかを確認します。位置情報サービスをオンにした状態で、デバイスにインストールしたアプリのリストを確認して、位置情報を共有しているアプリがないかを確かめます。ある場合には、アプリを選択してから、該当する指示に従って共有を停止します。
アクセサリの位置情報を追跡して、個人で使用するように構成したデバイスのみが自分のデバイスとペアリングされていることを確認できます。
AirTagを使って追跡する: AirTagを使ってアクセサリを「探す」ネットワークに接続し、アクセサリの位置情報を追跡します。Appleサポートの記事「紛失したAppleデバイスやAirTagを『探す』を使って探す」を参照してください。
ペアリングされていないデバイスを持ち歩いていないか確認する: 「探す」で、画面下部の「デバイスを探す」をタップします。Androidデバイスをお使いの場合は、Google Playストアからトラッカー検出アプリをダウンロードすると、隠れていて見えないAirTagなどのアクセサリを「探す」ネットワークで見つけるのに役立ちます。