場合によっては、ページ上の Google アナリティクス タグを、削除することなく、無効にする必要があります。たとえば、サイトのプライバシー ポリシーとして、ユーザーが Google アナリティクスによる測定をオプトアウトできる場合などです。
サイトの測定をオプトアウトする
analytics.js ライブラリには window プロパティが含まれており、このプロパティを true
に設定すると、analytics.js による Google アナリティクスへのデータ送信が無効化されます。Google アナリティクスは、Cookie の設定時または Google アナリティクスのサーバーへのデータの送信時に、このプロパティが true
に設定されているかどうかをチェックします。true に設定されている場合、測定が行われません。
測定を無効にするには、次の window
プロパティを true
に設定します。
window['ga-disable-UA-XXXXX-Y'] = true;
ここで、値 UA-XXXXX-Y
は、測定を無効にするプロパティ ID に対応します。
この window
プロパティは、ga()
コマンドキューの呼び出しが行われる前に、Google アナリティクス測定を無効にするすべてのページで設定する必要があります。このプロパティが設定されていない場合またはプロパティが false
に設定されている場合は、通常どおり測定が動作します。
すべてのサイトの測定をオプトアウトする
ソースコードを変更できないサイトを含めて、すべてのサイトで Google アナリティクス測定をオプトアウトするには、Google アナリティクス オプトアウト アドオンをインストールします。